どうも!りはこんぶです!
歩くのが不安な方で歩行器を使っている方はとても多いと思います。
福祉用具のカタログにもたくさんの種類が載っていますが、
値段も高いですし、どれにするか、見ただけでは 決められないですよね!
私は回復期病棟で10年、訪問リハビリで3年働いてきました。
いろんな方に福祉用具を提案するのですが、歩行器に関しては提案する物はある程度限られてきます。
今回は私の経験上で一番使われてきた歩行器テイコブリトルを紹介していきます!
ちなみに歩行器を購入するときは業者通してだと6万以上しますが、ネットだと半額で購入できるので、ネットの方がお得です。
歩行器は介護保険でレンタルができるので、
まずは普段利用している福祉用具業者からレンタルしてみるのをオススメします。
テイコブリトルってどんな歩行器?
この歩行器の良いところは次の事があげられます。
- 歩行器の中でだんぜん軽い
- 畳むとコンパクト
- 小回りが利く
- バランス能力に合わせて調整ができる
- 高さの変更がワンタッチ
それぞれ解説していきます!
歩行器の中で断然軽い
歩行器は一般的な物でだいたい8㎏前後のものが多く、軽いものでも6㎏ぐらいします。
ですが、このテイコブは総重量5㎏と圧倒的な軽さを誇ります!
軽いという事は、
- 電車やバスに乗り込むとき
- 車に乗せるとき
- 段差を乗り上げるとき
といった生活の動作でも、軽々と行えます。
畳むとコンパクト
マンションなど集合住宅にお住まいの方は歩行器の置き場に困る方が多いと思います。
テイコブリトルだとコンパクトに折りたためます。
ワンタッチで簡単に折りたためて、奥行は64cm→40cmまでコンパクトになります。
畳んだ時のサイズは一般的なのですが、ワンタッチで簡単に畳めるのがポイントですね!
小回りが利く
リトルと名前が付くだけあって、本体幅52cm/奥行64cmと
畳まなくてもコンパクト感は業界最高レベルです。
先ほどあげた軽さもあいまって、自宅内でも使いやすくなっています。
家の中で使うときは多少車輪を浮かせで段差を上がることもあるので、
そういった環境では本当に使いやすいですね。
バランス能力に合わせて調整できる
この歩行器は前車輪の可動域を固定できるので、
左右にふらつきながら歩く方は安定して歩くことができます。
この車輪のオレンジ色のつまみの所のことです。
このつまみを上げ下げすると、
前輪の動きが0度/90度/360度と3段階に調整できます。
その方のバランス能力に合わせて使うことができます。
個人的には0度で使う事はほとんどないですが、
90度から始めて次第に360度にしていくことはあります。
高さ調整がワンタッチ
この小さなオレンジをつまむだけで簡単に高さ調整ができます。
この機能は家族内で歩行器をシェアするときに便利です。
テイコブリトルは持ち手の高さが83cmまでなので、身長が160cm以上ある方は
持ち手が92cmまで上げられるテイコブリトルハイⅡの方がいいと思います。
ちなみに上の写真はすべてこちらの歩行器です。
こういう方には向いていない
もたれながら歩く方
テイコブリトルの良さは軽さなのですが、その分もたれながら歩くときはやや安定性に不安を感じます。全体重を歩行器に乗せると突進してしまうことがあります。
1人で手放しで立っていられるけど、歩くときに軽く手を添える手伝いが必要な方が使用するイメージです。
1人で立つのも難しいという方は以前紹介した「CONPAL(コンパル)」とのコラボ商品が出ているので、テイコブリトルRを試してみてください。
CONPALの事については過去の記事を参照してください。
椅子は小さめ
歩行器自体がコンパクトなので、歩行器についている休憩用の椅子は28cm×30cmとやや狭めです。
これはテイコブリトルハイの方でも同じ規格になります。
まとめ
以上が紹介になります。
歩行器を選ぶときに、毎回選択肢にあがる歩行器です。
迷ったらこれを選んで間違いないです。
リハビリを受けている方は、担当の理学療法士に適応を確認すると確実だと思います。
歩行器選びの参考にしてみてください。