転職

【就活の注意点】作業療法士は学校が紹介する病院に就職するな!

リハビリ学生

そろそろ就活始めたい!ひとまず学校にきている求人から探そうかな!

その就活、ちょっと待って!

どうも、リハビリ職の転職・就職を応援しています PTのこんぶです。

10月すぎると、就職活動も活発になってきますよね。

リハビリ職の学生さんはマジメな人が多いので、みんな先生に言われるままに就活を進めていきます。

はじめに言っておきますが、学校にきている求人にろくなものはないですよ

今回はみなさんがだまされないように、正しい就職活動の進め方を紹介していきます。

【5つのポイント】理学療法士/作業療法士 就職先の選び方理学療法士/作業療法士新卒の方がどうやって就職先を選んだらよいか書いていきます。...

なぜ、学校の求人はダメ?

理由は2つあります。

  1. 学校の先生とつながりある求人が多い
  2. 給料が安い求人が多い

それぞれ解説していきます。

学校の先生と つながりある求人が多い

学校の先生とつながりが多いと聞くと、メリットに感じるかもしれません。

ですが、つながりが深いのもややこしいものです。

これは実際にあった話。

Aさんのケース

脳血管疾患のリハビリをしたくて、専門学校の紹介で就職した○○病院。実際には整形の割合が多く、イメージと違った。

年度の途中だったけど、半年で見切りをつけて退職したいと上司に相談。

すると、

上司から自分が卒業した専門学校と連絡をとり、学生時代の恩師から退職しないように説得される。

結局、自分の意思を通して転職したが、恩師とは関係性が悪くなってしまった。

これって、パワハラだよねー。

学校と関係性の深い職場に就職すると、新人の責任がなぜか学校に向かうことがあります。

職場の上司

おたくの卒業生がすぐに辞めようとしているのですが、どういうことですか?

自分の背中に○○学校卒業生という肩書がつくと、非常にめんどくさい・・。

他にも、学校とのつながりが強すぎると出身校から来る実習生の世話なんかも任されたり・・。卒業後にあまり学校から干渉されない距離感の職場を探しましょう。

少なくとも学校に来ている求人でも、もともと学校の先生が働いていた病院なのか?など、学校と求人のつながりをそれとなく先生の誰に聞いてみるといいですよ。

  • 辞めたい時に学校の先生から止められる
  • 病院↔学校とのパイプ役として余計な仕事が増える

リハビリ学生

学校への感謝の気持ちはあるけど、適度な距離感をもつ方がいいみたい。

料が安い求人が多い

就活の仕方には大きく分けると

  1. 学校に来ている求人から探す
  2. 求人サイトを利用する
  3. 自分で調べて応募する

の3つになります。

この中で②求人サイトに求人情報を載せるのはかなりお金がかかります。

ちなみに「○○ナビ」といった大手の求人サイトなら、求人情報を載せるだけでも数十万~数百万といったコストが発生します。

先に言ってしまうと、学校に求人情報を載せるのはお金がかからないんですよね。病院が効率的に人材を集められるのは絶対に求人サイトなんだけど。

そういうわけで、学校に求人を載せるような所はお金がありません。なので、給料も安いです。

私もはじめは学校の求人を見ていましたが、求人サイトの募集を見て、給料が全然違うのに驚きました。

就活で損しないためには?

答えは明確です、求人サイトをちゃんと使う事。

有名どころだと

リクナビ

マイナビ

PTOT人材バンク

だと情報量も多いので、まず情報収集に最適です。

もちろん全部無料。

エージェント型

リハビリ学生

そもそも、どこに就職したいか・・

イメージがない。

誰かと相談しながら探していきたい人はエージェント型のサイトがオススメ。

こちらはエリアが限られてしまうけど、首都圏に住んでいるなら次の2つで間違いなし。

リハのお仕事

PTOTキャリアナビ

エージェント型のサイトは連絡がしつこい所が多いけど、この2つはメールやLINEでのやり取りなので、

電話がしつこくかかってくることはないのがオススメ!

まず、損することはない。

まとめ

初めの就職先は社会人としてのスタートを切るだいじな所です。

学校の求人だけの狭い視野でなく、プロの力を借りて広い視野で探してみてください。

時間もかなり節約できます。

他にも就活記事をいくつか書いているので、良ければ読んでみてください。

ありがとうございました!就活頑張って!

【シンプルです】理学療法士/作業療法士が就職で失敗する理由理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職を有利に進める方法を解説します。...
ABOUT ME
りはこんぶ
リハビリテーション病院に10年以上勤務する理学療法士です。回復期病棟・訪問/外来リハビリを行ってきました。リハビリの正しい情報、最新の福祉用具の情報があまりに少ないと思っています。リハビリを頑張っている方、そのご家族の助けになれば幸いです。リハビリについての相談も随時受け付けておりますので、お問い合わせフォームからどうぞ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA