転職

理学療法士1年目すでに辞めたい 転職しても大丈夫?

こんにちは、りはこんぶです!

若手PTの方、今の仕事がつらくなっていませんか?

私も1年目のころは毎日辞めたいと思っていました。

  • 先輩たちが怖い:リハ室で常に見られているストレス
  • 残業が多い:勉強会、興味ないけど、参加しないとやる気無いと思われる
  • 給料が安い:上司を見ても生活が大変そうで将来が心配になる

今でもたまに思いますけど。笑

私は転職活動を繰り返していますし、

うちの職場では毎年10名以上のPTが入れ替わっているので、

マネージャー業務をしながら、みんながどんな選択をしているか見てきました。

そんな経験を元に

  • 1年目で転職するのは変?
  • 今の職場で粘ったがいい?
  • 1年目で転職するメリットは?
  • 1年目で転職する時の注意点は?
  • そもそも理学療法士を辞めたい

といったことをまとめました。

ネガティブな時って視野が狭くなりがちです。

理学療法士はとれる行動の選択肢が多いので、少しでも皆さんの視野が広がれば幸いです。

理学療法士を1年目で辞めたい 転職しても大丈夫?

ずばり、大丈夫です。

なぜなら、理学療法士は国家資格を持った専門職なので

全国どこでも働く場所はあります。

まずは、今の職場から抜け出せる選択肢もあるんだということを知ってください。

看護師や医師も辞めるときは年度の途中で容赦なく辞めていますよね。

それは次の職場がすぐ見つかるからです。

  • 自分が未熟だから
  • 成長のためだから
  • せっかく雇ってくれた職場だから

と、自分を責めすぎたり、遠慮する必要はありません。

今の職場で粘った方がいい?

粘らなくていいです。

転職を希望する8割の人は、今の職場に不満を抱えている不満ベースの方らしいです。

(参考文献:「転職学」KADOKAWA)

その理由のほとんどは

  • 上司のハラスメント
  • 組織内でのハラスメント
  • 上司の態度が威圧的

といった人間関係によるトラブル。

それを解決するように、職場に相談したりアクションを起こした方で

73%の人は「解決しなかった」と答えているそうです。

ハラスメントが存在する職場はとっとと去った方が自分のためです。

私の同期は20人いて、理由は様々ですが、5年で半分はやめていきました。

その中で、転職して失敗した!と言う人は1人もいません。

1年目で転職するメリットは?

待遇が改善する

まず、今の職場で不満だったことはいくつか解消されます。

  • 残業時間
  • 給与
  • 休日数

といった条件は転職活動の段階で最低限わかる事なので、転職によって改善することが可能です。

自分が何を望んでいるのかしっかり決めることが重要ですね。

理学療法士としての視野が広がる

今までは学生の臨床実習で、いくつかの病院や施設で臨床実習を行い、

自分に合った職場を検討する機会がありました。

  • 急性期病院で働きたい
  • 脳血管疾患の症例をみたい
  • 小児分野に興味がある

など、実際に現場を見ながら就職活動を行えていました。

ですが、この1年間はコロナの影響で臨床実習が行われていません。

就職してみて、「思ってたのと違うなあ」となるのは仕方がないと思います。

やはり、どの分野が自分に合っているかは、実際の現場を見てみないとわからないですからね。

そして、一つの分野を掘り下げるのもいいのですが、

色んな分野を知る事で、理学療法士としての視野も確実に広がります。

臨床実習を行えていない、この数年の新入職の方は

転職することがスキルアップになることも知るべきだと思います。

1年目で転職する際の注意点は?

年度途中の退職はそれなりの理由が必要

私の職場は中途採用を嫌がります。

なぜなら、転職ぐせが付いている方が多いからです。

実際に中途採用したけど、数か月後にまた辞めてしまうというケースを何度も見ています。

採用担当の方もすぐに辞められたら、自身の責任になるので離職リスクを見定めようとします。

  1. ハラスメントなど退職を正当化できる理由
  2. 転職先を理想だと言える前向きな理由

のどちらかが必要だと思います。

前職のネガティブな理由だけでなく、転職して何がしたいのか、

志望動機など事前によく考える必要があります。

何かしらの不満は出てくる

どの職場も何かしらの問題は抱えています。

自分が何を優先したいか明確にする必要があります。

  • 給与が高いけど、激務
  • 残業は少ないけど、教育指導がない
  • アットホームな雰囲気だけど、残業多い

というように、どの職場でもメリット・デメリットはあります。

自分の中の優先度を考えて悔いのない選択をする必要があります。

そもそもPTを辞めたい

20代のうちは辞めてもいいと思います。理由は

  • 転職による年収の変動が少ない
  • 第2新卒の枠が世の中で増えている
  • 資格があるので、またPTとしても働ける

私は30代で考えたので断念しましたが、

20代のうちは多職種への転職も追い風なので、検討の余地はあると思います。

こちらの記事で詳しく書いています。

【体験談】理学療法士/作業療法士から他職種への転職は可能?理学療法士から多職種への転職を検討している方は多いと思います。私の転職活動の体験談から、一般企業へ転職するとどうなるのかを書いていきます。...

まとめ

PT1年目での転職について書いてきました。

  1. ハラスメントなど退職を正当化する理由があれば、年度途中でもOK
  2. 今の職場で粘っても問題が改善する可能性は低い
  3. むしろ理学療法士としての視野は広がる
  4. 何の条件を優先したいか事前によく練る
  5. 20代なら多職種への転職もOK

今更ですが、私は若い時からたくさんの転職エージェントと検討して残留する道を選びました。

検討したうえでの残留なので、悔いなく働いています。

大事なのは検討することだと思います。

もやもやした気持ちがあれば、検討は簡単なので、皆さんもぜひアクションを起こしてみてください。

ABOUT ME
りはこんぶ
リハビリテーション病院に10年以上勤務する理学療法士です。回復期病棟・訪問/外来リハビリを行ってきました。リハビリの正しい情報、最新の福祉用具の情報があまりに少ないと思っています。リハビリを頑張っている方、そのご家族の助けになれば幸いです。リハビリについての相談も随時受け付けておりますので、お問い合わせフォームからどうぞ!

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