もうPT辞めて、一般企業に転職したいんだけど、できるのかなあ。
一般企業への転職を考えているPTさん、こんなこと気になりませんか?
- 年収は上がるの?
- 転職後、PTの資格って活かせる?
- 何歳までチャレンジできる?
- どんな仕事につける?
- 転職活動はどうやる?
こういった疑問に答えていきます。
こんにちは!今日も明るくブラック残業70時間の病院で働いているPTの こんぶです。
何を隠そう、私自身も一般企業への転職を狙っていたPTです。
今回は、私が今まで書いてきた「PTが一般企業に転職する」方法のまとめ。
一般企業への転職を考えているPTさんは ぜひ読んでみてください。
実際年収は上がる?
ほとんどの場合は上がります。
というのも、PTの平均年収が低すぎるから。涙
勘違いしている方が多いのですが、PTとしてキャリアアップしても年収は低いままです。
年収というのは
「業種と職種によって決まります!」
これは「転職と副業の掛け算」という本にも書いてあることで、
医療業界でPTという職種で働いている限りは年収は低いままなんです。
まずは、PTがいかに もうからない業種・職種かというのを書いていきます。
こちらはマイナビHPに書いてある業種別年収ランキングです。
マイナビ転職さんから引用させて頂いています。https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/02
そして、医療職が何位ぐらいかといいますと
なんと106位(110位中)涙
次は職種別のランキング
PTはというと・・・246位(309位中)
PTはいい仕事なのに、ちょっと悲しくなるランキングですね。涙
職種を変えるといっても、今から医者になるのには無理があります。また、認定を取ったりと スキルアップをしても、年収の大きな上昇は見込めません。
つまり、年収を上げるには医療職の世界を抜け出すしかありません!
年収を上げたいのなら、PTとしてキャリアアップしても上がらない!
医療業界を抜けだすしかない!
一つ注意が必要なのは、
全くの未経験業界への転職になるので、初年度の年収は下がってしまうのはリスクとして覚悟が必要です。
PTの資格は活かせる?
PTとして募集している一般企業があれば可能です。
まれに医療機器メーカーの求人とか出ていますね。
ですが、ほとんどの場合は活かせません。
PTの専門性を理解できる企業がまず無いからです。
世間的にはPTの認知度はまだまだ低く、整体師やOTとの区別もつかないのが現状です。
ただ、次のスキルや知識は間接的に活きてくると私は考えます。
- PTのアセスメントスキル
- 患者とのコミュニケーションスキル
- 解剖・運動・人間工学的知識
アセスメントやコミュニケーションスキルは社会人として必須です。
これらの点を就職試験や面接でしっかりとアピールしていくことが重要です。
何歳までチャレンジできる?
20代までが理想的です。理由は2つ
- 転職時の年収のギャップが大きくなってしまう
- 第二新卒の枠が使えなくなる
先ほども書きましたが、経験を考慮してくれない企業に転職すると、初年度の年収が下がってしまいます。
PTとしての経験が長いほど、その時の落差は大きくなってしまいます。
次に、第二新卒についてですが、
第二新卒とは、新卒で就職した会社を数年で辞めて転職する人たちの事。
社会人としての基礎ができていているので、若いから人件費が安く、教育的投資をしなくて済むため企業側のメリットもある。
他業種に転職するには この枠での転職が非常に有利なんです。詳しくはこちらの記事にも書いています。
第二新卒枠に限らず、転職サイトには20代専門のサイトが多くあります。
若さってのはそれだけで価値になるのです!
30代でも無理ではないのですが、採用の確率は下がって、年収下落のリスクが高まるので覚悟が必要です。
思い立ったら早めの行動が大事ですね。
- 企業への転職は20代がイイ
- 30代では採用されにくく、年収も下がりやすい
余談ですが、私が断念したのも年齢のカベでした。
すでに30代でマネージャーをしており、企業側との年収の折り合いがとうとうつきませんでした。
どんな仕事につける?
実際に私が紹介されたのはこの4つ!
- IT系企業の総合職
- 不動産企業の営業
- 保険の営業
- 福祉系企業の事務
前職のキャリアは関係ないっていう企業が多いですね。
営業系は実績に応じて報酬が上乗せされるので、年収を優先するならまず候補にあがります。
えー?!PTとして雇ってくれる企業はないの?
って言いたくなる気持ちも分かります。次の業種はPTとして求人を出していることがあります。
- 医療機器メーカー
- 福祉用具業者
- 大手フィットネス
細かく転職サイトをチェック。または転職エージェントから教えてもらいましょう!
転職活動はどうやるの?
転職サイトに登録して行いますが、まず知っておくべきことは
PT専門の転職サイトに登録しても、一般企業の情報はもらえないってこと!
理由は2つ
- そもそも、企業からの求人がほとんどない
- ちがう業種に転職させるのは大変だから
転職サイトや転職エージェントって、転職が成立することで企業側から報酬がもらえます。
しかも、紹介した人の年収が高いほどエージェントがもらう報酬が高くなります。
年収が下がる『PT→一般企業』という転職は手間がかかるし、エージェントの報酬も少ないのです。
だから、PT専門の転職サイトは、PTとしての求人ばかり紹介するし、大手の転職サイトでもグループ内のリハビリ専門サイトがあればそっちに案内されちゃいます。
え?んじゃあ、 どうしたらイイの?!
大丈夫、次のようなサイトに登録すればOK!
- リハビリ専門のサイトがない、大手転職サイト
- 第二新卒や20代に特化した転職サイト
それぞれ、私が利用したサイトやオススメのエージェントを紹介していきます。
リハビリ専門サイトがない大手転職サイト
まず、登録して間違いないのはリクナビNEXTです。
理由は2つ
- サイト内の検索がカンタンで便利
- エージェント登録すると、非公開求人がたくさん紹介される
- 意外と連絡が少なくて使いやすい
サイト自体が使いやすくってサイト内で『理学療法士 企業』と検索すればPTの求人がある一般企業がかなりヒットするので、情報収集がやりやすいので オススメです!
また、実際に利用してみて、一番多くの企業をしてくれたのがリクナビのエージェントさん。サイトに載っているのは一部の求人でエージェント登録するともっと多くの求人を紹介してくれるので、登録して使うのがオススメです。
おそらく利用者が多くて忙しいのか、エージェントによるのか、直接の連絡は企業紹介のメールぐらいなので電話がしつこいってことはありませんでした。
こちらから簡単に無料登録できます↓↓
第二新卒や20代に特化したサイト
次に紹介するサイトは20代限定になってしまうのですが、他業種への転職転職を積極的に行ってくれるのでオススメです。
1人1人ていねいに関わってくれるので、一度オンラインで面接するタイプが多いです。
ここから紹介するのはエージェントタイプなので、サイトを見て探すタイプではないのでご注意を。
リクルート系列
「まずは情報収集を自分でしたい」
「エージェントとの面談はちょっと苦手だな」
という方には、リクナビ系で20代専門のサイトがあるのでまずは紹介します。
オススメするポイントは
- 書類選考無しだから履歴書で落とされることがない
- エージェントとの面談がオンラインでカンタン
リクルート独自の求人なので、書類選考なしで企業側との面接まで行えます。
また、こういう20代専門のサイトはエージェントとの面談がちょっと面倒なのですが、リクルートはオンラインで面談が行えるので超ラクです。
こちらから簡単に登録できます↓↓
マイナビジョブ20’s
次にオススメするのは マイナビ系のマイナビジョブ20’s
マイナビ系列唯一の20代専門の転職サイトです。特徴は
- マイナビ独自の非公開求人が80%以上
- 独自のセミナーも無料開催
さすがのマイナビさんで、求人数がまず圧倒的ですね。転職に関する無料のセミナーも受けられるので
「たくさんの求人情報の中から決めたい!」
という方にオススメです。
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ハタラクティブ
「特にやりたい仕事が見つからない~」
「早くPTやめて次の仕事したい!」
っという方には、ていねいなカウンセリングをしてくれるハタラクティブもオススメです。
特徴は
- 圧倒的マッチング率
- 内定スピード
初回のカウンセリングが1時間ほどありますが、あなたに合う仕事を分析してマッチングしてくれます。
マンツーマンで細かくフォローしてくれるので、内定まで最短で2週間と圧倒的な短さも特徴です。
運営しているレバレジーズさんも大手なので安心ですね。
公式サイトはこちらから↓↓
まとめ
ここまでの記事をまとめていきます。
- 年収を上げたいなら医療業界にいてはダメ!
- 企業でPTの資格は活かせないけど、社会人としてのスキルは活かせる!
- 20代なら第二新卒で転職しやすい!
- 30代は年収下がるリスクが高い!
- 営業や総合職への求人が多い!
- たまに企業がPTの求人を出しているから、転職エージェントから教えてもらおう!
- オススメの転職サイト・エージェントは
ながい文章でしたが、さいごまで読んで頂きありがとうございました。
なんども書きますが、若さはそれだけで価値があります!
まず自分にどんな選択肢があるのか、アクションをおこしてみてはいかがでしょうか?
みなさんのきっかけの一つになれれば幸いです。