こんにちは!りはこんぶです。
月の残業時間が70時間というブラック病院で働いています。
今は改善されましたが、
その時は周囲も残業していたし、当たり前だと思っていました。
家庭もほったらかしでボロボロだったし、今思えば超ブラックだったなーと思います。
若手PT/OTの皆さんは真面目すぎて、その職場の異常さに気づかないことがあります。
私の同期が働いている病院も、おかしい病院がいくつもあります。
今回、職場のブラック度がわかるチェックリストを作ってみました。
これって普通じゃないんだ!というきっかけになれば嬉しいです。
他にもこんなブラック病院もあるよ!
ってのがあれば、興味あるのでコメント欄にぜひ書いてくださいね!
ブラック職場7つの特徴 チェックリスト
7つに絞りました。
リハビリの目的がずれてる職場で働いても、将来性はないです。
3つも当てはまればなかなかブラックだと思いますよ。
何度も言いますが、こんな職場にいるだけ時間の無駄です。
とっとと転職しましょう
それぞれコメントしていきます。
- 毎日21単位以上リハビリしている
- 入浴介助で単位を取っている
- 収入が不安定
- リハビリ以外の仕事が多い
- 夜勤がある
- 教育体制がない
- 学会での発表が公休扱い、費用が自費負担
毎日21単位以上リハビリしている
基本的に、リハ職を金稼ぎの道具と思っている職場はブラックだと思っています。
21単位は残業ありきのスケジュールですよ。
個人的には20単位以上でもブラックだと思っていますけど、職場によって様々なので。
病院8時間勤務で20単位や21単位していると、リハビリしている以外の時間が1時間以内ですよね。
そこに
- 移動時間
- カンファレンス
- カルテや書類の作成
- 後輩指導
仕事、終わらないですよね。
よほど、サポート体制やツールが整っていれば時間内に収まるかもしれないですが。
残業ありきのスケジュールが当たり前なのはブラックです。
入浴介助で単位を取っている
これは回復期病棟で看護師・介護士の人手不足をリハ職で補うパターンですね。
完全にマンパワー不足な職場で、そのしわ寄せがリハ職と患者さんに及んでます。
リハ職が入浴介助をするのは、100歩譲って良しとしても、
そこでリハビリの単位を取るのは、あまりにも病院本位で患者さんに申し訳ないこと!
これはOTに多いかもしれませんが、PTでもたまにあるみたいです。
ADL訓練の一環で「入浴評価」を不定期で行うのはOKだと思います。
ですが、訓練で毎回リハ職が3単位使って入浴介助をするのは筋違いですよね。
収入が不安定
会社としてそもそもなのですが・・
単に病院の収益が不安定で給与未払いとか減額はたまに聞きますよね。
あと、訪問リハビリで件数のノルマがある事業所でもあります。
月で決められた件数を訪問しないと減給されてしまうという制度です。
訪問リハビリ(訪問看護)を利用される方は在宅療養されている方が多いので、
体調不良などで急に休みになるリスクがあります。
訪問リハに就職する時は、ノルマが無いところを選ぶようにしましょう。
リハビリ以外の仕事が多い
看護師や介護士が忙しいからと、何かと理由をつけて
リハ職には謎の雑務が降りかかってきます。
- 病棟レクリエーションの企画
- 病院の車いすの掃除
- 病院物品の修理
- リハビリ室の掃除
- 腰痛持ちスタッフへのストレッチ
こういう雑務が20単位リハビリの隙間で求められる・・恐ろしい。
外部業者に委託するなど解決策はいろいろあると思いますが、
それを検討しない職場の管理能力の低さ、提案できない威圧的な雰囲気がある職場はブラックですね。
そもそも、こんな雑務が飛んでくる職場はリハ職を下に見ているので、待遇自体も悪いことが多いです。
忙しいと言っている割に看護師の方が残業少なかったりしますよね。
夜勤がある
これもマンパワー不足を補っている典型例ですね。
最近は回復期病棟でリハビリスタッフがケアに関わることに意義を持たせる病院も増えていますが、
日本で初めてリハビリスタッフのケア参加を始めた病院によれば、
初めは完全にマンパワーとしての導入だったそうです。(オフレコですが・・)
そこに後付けで意味を加えたそうな。
なので、夜勤をやっているのは完全に介護要員としてカウントされています。
夜勤手当もナースより低いですからね。
都合のいい労働力になっちゃダメですよ!
教育体制がない
そのままなのですが、先輩やリハ科長もフルでリハビリをしているので、教育の時間が取れない。
スタッフ指導は全部残業で行う。
自分の成長のためだからと思うかもしれませんが、職場がスタッフ教育を軽くみている証拠です。
スタッフの成長に責任をもって環境を整えるのが職場の責任です。
こういう職場は単なる指導不足になるだけでなく、スタッフへの日々のケア・配慮が行き届かないので、
年度途中でリタイヤするスタッフが多く、慢性的な人不足になります。
しっかり成長したい方は教育体制が整っている職場にするべきです。
学会での発表が公休扱い・自己負担
細かいですが、自己学習だからって学会発表を公休で活かせる病院、多いんですよね。
大袈裟ですが、
職場の名前を背負って発表するわけですから、業務と認めるべきですよね。
私の感覚では出張で行かせてくれる職場は半分ぐらいです。
バイザー会議とかも色々ありますけど、外部との仕事で出張自体が認められない病院はブラックです。
当てはまるなら、とっとと転職した方がいい
3つでも該当する職場はスタッフを大事にせず、リハビリの目的も理解できていない職場なので、
とっとと転職した方がいいです!
前の記事でも書きましたが、
- 社会的に意義のある仕事をしたい
- やりがいのある仕事をしたい
- キャリアアップしたい
といった前向きな動機の転職は、転職後の幸福度も高いと研究データでしっかり出ています。
おかしいと思ったら、その職場にいるだけ時間の無駄です。
すぐに行動しないと後悔することになります!
いっそPTから違う職業に転職するならこちらの記事を
まとめ
ブラックな職場の例を挙げました。
要するに、こんな職場だと思います。
- スタッフを大事にしていない
- 患者を大事にしていない
- リハビリの意味を分かっていない
そこにもし不満を抱えているなら、我慢しないで他の職場の条件を調べてみてください。
ストレスがうんと減りますよ。
まずは無料の転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントなら私はリハのお仕事/PTOTキャリアナビ をオススメしています。関東圏に限られますが、無理に転職も勧められません。
長くなってしまいましたが、今日はここまで、ありがとうございました!