福祉用具

リクライニング車いす ネッティⅢとネッティemの違い

どうも!りはこんぶです!

前回の記事でリクライニング車いすはネッティシリーズ(特にネッティⅢ)がおすすめだよ!

と書きました。

リクライニング

ネッティⅢについておさらい

  • 車いすのクッション性が抜群
  • ヘッドレストの調整が細かくできる
  • 床ずれになりにくい構造
  • パーツの取り外し/調節が可能
  • 値段が高い!

という特徴があります。

機能性はいいけど値段が高い!(40万円以上)

なので、介護保険の対象外で購入を検討している方には金額的に負担が大きくなってしまいます。

そこが、ネッティⅢのデメリットでした。

廉価版のネッティem(エム)

家庭で使用するときは価格面を抑えたネッティemを使用することがほとんどです。

では、ネッティⅢとどこが違うのか、emで大丈夫なのか、サラッとレビューしていきます。

シートはちょっと蒸れやすい?!

ネッティⅢはクッションの材質がメッシュ時で蒸れにくい設計です。

蒸れると、皮膚がぶよぶよになって、床ずれや傷ができやすくなるので、なるべく通気性が高い方が望ましいです。

↑ちょっと分かりにくいですかね・・ネッティⅢのメッシュ地です。

ネッティemのシートはビニール地になってます。

ビニール地といってもそんなに摩擦はなく、サラサラした肌触りの良いシートです。

メッシュ地に比べると、ちょっと通気性は落ちます。

メーカーのLACさんのホームページでは清拭タイプのシートと説明があります。

引用:ラックヘルスケア株式会社

お手入れしやすいシートということでしょうか。

確かに失禁でシートに染み付いちゃうこともあるので、これはこれでイイですね!

ヘッドレストの調整は同じ

ネッティの素晴らしいところはこのヘッドレスト!

↑これはⅢの方です。

このジョイントはネッティemでも変わらずなので、頭部のポジショニングは細かく調節できます。

シートの底板は違う

Ⅲにあった底板のお尻の所の穴はemは空いていません。

なので、お尻の所の体圧分散性はやはりⅢの方が優れています。

ですが、クッションはemもウレタンの3層構造のしっかりしたクッションなので、

普通の車いすに比べると体圧分散性は十分高いです。

パーツはむしろ多い、介護する側に優しい

ひじ掛け(アームレスト)はレバー操作なしで取り外せます。

足乗せ(フットレスト)もスイング/取り外せます。

ブレーキに関してはⅢにはなかった介助ハンドルとブレーキが後方についているので、

介助者に優しい設計になっています。これはかなり便利です!

引用:ラックヘルスケア株式会社

まとめ

Ⅲとemの共通点

  • ヘッドレスト、各パーツは体格に合わせて調節可能
  • パーツの取り外しも可能
  • 車いすのクッションが優秀

Ⅲが優れているところ

  • シートの通気性
  • お尻の体圧分散性

emが優れているところ

  • 価格が圧倒的に安い
  • お手入れしやすいシート
  • 介助ハンドルが便利

段は半額ほどですが、Ⅲと比べても見劣りしません。

リクライニング車いすとして求められる体圧分散性、調節機能はトップクラスです。

購入を検討されている方はまず第一選択肢になると思います!

それでは、また!

ありがとうございました!

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