うーん、なんだかやる気がでないなぁ~
こんにちは!りはこんぶです。
PT80名の病院でマネージャーしてます。
今日はちょっと暗めのテンションでいきましょう。
理学療法士を辞めたくなる時
2020年では男子高校生がなりたい職業で8位を取ったPT・OT。憧れの職業になってきたわけですが、
PTをやって十数年も経つと、どうしてもやる気が出ない時があります。
共感してもらえるか分かりませんが、そんな時をランキング形式書いていきます。
まあ、全くの個人的な意見なので軽~い感じで読んで頂ければ幸いです。
ちなみに、給料が安い!は殿堂入りとして入れてません。笑
4位 純粋に体力がきつい
30代になると純粋に体力がつらくなってきます。
重介助の患者さんも20代のころは「どんどん来い~!」って感じでしたが、
30代になると「よし、みんな任せた!」ってなります。
腰痛持ちのスタッフも多く、腰痛が原因でやめちゃう人もいますよね。
3位 残業代が出ない残業が多い!
医療職の大事な役割の一つは後輩の育成なんですけど、実技とかの後輩指導って残業代出ないんですよね。
完全なボランティア。
最近はマシになりましたが、実習生の指導も完全なボランティア・・。
仕事時間中は朝から夕までひたすらリハビリしてますからねー。指導の時間なんてありません。
まぁ、先輩たちにお世話になったから、その恩返しと思えば初めの頃はできたんだけど。
もう指導されるより指導している期間の方が長くなってます。涙
嫌な後輩を指導しているより、家に帰って家族(独身の方は彼女)と居たい!って思ってしまう時があります。すいません。
あと、病院で行う勉強会も参加するかしないか選べる自由が欲しいですね。参加しないとやる気無い奴だと思われちゃいますが、「子供が熱出てるときは帰ります!」ってなりますよ、そりゃ。
2位 医療処置には勝てないとき
リハビリってあくまで障害に対してのアプローチなので、医師が行う医療行為に比べると効果が小さいことがあります。
例えば、パーキンソン病の方のバランスがに悪くなってきて、どれだけ訓練を行っても、内服調整した時の方が格段にパフォーマンスが上がるわけです。
「今までの努力はいったい・・」と無力感を感じちゃいます。もちろん、廃用予防にはなるのでしょうけど。
私は回復期で脳血管疾患を多くみていますが、ほとんどの方は自然回復で良くなっていきます。セラピストによっては自分が治した!って言っている人がいますが、自然回復が断然大きいのです。なぜなら、発症からの期間が長くなってくるとどれだけアプローチしても、回復曲線に合わせて改善は緩やかになってきます。また、下肢の拘縮にどれだけストレッチや物理療法を行っても、医師のボトックス注射には適いません。
過去の研究ではセラピストの技量が違っても、患者の最終ゴールは変わらないというデータもあります。
障害に対するアプローチなので、患者さんのADLを自立に導くのはセラピストですが、患者さんの症状を治せる訳ではないので、たまに無力感を感じてしまいます。感謝してもらえますけどね。
1位 スキルアップしても給料が変わらない
せっかく認定理学療法士や専門理学療法士を取っても、給料が変わらない職場が多いです。せっかく時間的にも金額的にも投資したのに見返りがないのはモチベーションが下がります。
若いスタッフが勉強したがらないのも多少納得できてしまいます。
同期の中では県立病院とか大学病院など、公務員系の職場だと「資格手当」で上がる所が多いみたいです。
自己研鑽に見返りを求めたらダメなんでしょうか?PT協会は生涯学習制度が近々変わりますが、頑張ったところで待遇が変わらない制度なら、あまり前向きにはならないですねー。
まとめ
はい!段々暗くなっちゃいましたが、
1位「スキルアップしても給料が上がらない」
2位「医療処置には勝てない」
3位「残業代が出ない残業が多い」
4位「純粋に体力がきつい」
かなり個人的な意見ですが、あげさせてもらいました。医療職の中でもPTは特殊な職業だなと思います。
患者さんに感謝してもらえるし、やりがいはありますけどね。どんな仕事も嫌なことはありますよね。
他にもいろいろ記事書いているので読んで頂ければ幸いです。ありがとうございました!